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お役立ちコラム

家づくりをお考えの方へ!耐震等級について解説します!

2022年10月31日

家づくりの際に気になるのは、やはり耐震性でしょう。
日本は地震の多い国でもあるため、地震に強い家づくりはとても重要になってきます。
そこで、一つの指標となるのが耐震等級というものです。
今回は、耐震等級とは何かと、耐震等級を高くするためのポイントについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
 

□耐震等級とは何か?

 
耐震等級とは、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」において、一目で分かる耐震性の判断基準です。
耐震等級には、1から3までの3段階あり、基本的に等級が上がるほど耐震性に優れていきます。
 

*耐震等級1

 
建築基準法の耐震性能を最低限満たす水準とされています。
具体的には、数百年に一度の地震(震度6から7)では倒壊や崩壊せず、数十年に一度の地震(震度5前後)では損傷しない程度の耐震性を有した住宅のことです。
 

*耐震等級2

 
耐震等級1の1.25倍の耐震性能を有しています。
避難所となる学校などの公共施設がこの水準です。
また、長期優良住宅の認定条件の一つにもなっており、「耐震等級2以上であること」とされています。
 

*耐震等級3

 
耐震等級1の1.5倍の耐震性能を有しています。
耐震等級の中でも最高水準を誇り、大きな地震の後も住み続けられるほどの強さがあります。
具体的には、大きな揺れが立て続けに起こった熊本地震の際に、震度7の地震に2度も耐えたことが専門家の調査により明らかになっています。
 

□耐震等級を高くするためのポイントをご紹介!

 
1つ目は、建物を軽くすることです。
建物が重たいと地震の際に揺れ幅が大きくなってしまい、その分ダメージも大きくなります。
そのため、建物を軽くすることで、揺れ幅が小さくなり、ダメージも最小限で済みます。
 
2つ目は、耐力壁を増やすことです。
耐力壁とは、地震や風などから受ける横からの力に抵抗する壁のことです。
耐力壁を無駄に増やすのではなく、バランスよく配置することが大切です。
 
3つ目は、床の耐震性を上げることです。
床は壁とつながっているため、土台である床が強くなければ、壁がいくら頑丈でも揺れに対抗できません。
等級2や3では、床の耐震性を計算する項目もあるので、重要な要素の一つであることは間違いありません。
 

□まとめ

 
今回は、耐震等級とは何かと、耐震等級を高くするためのポイントについて紹介しました。
耐震等級とは、一目で分かる耐震性の判断基準であり、1から3まで存在します。
津山市、勝央町周辺で家づくりをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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