アメリカンスタイルの住まいは、おしゃれな見た目に多くの人が憧れを持ちます。
ただ、アメリカンスタイルの平屋の特徴やメリット・デメリットが分からず、手を出せずにいる人は決して少なくありません。
今回は、アメリカンスタイルの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
津山市、勝央町周辺でアメリカンスタイルの住まいを検討している方は要チェックです。
□アメリカンスタイルの特徴とは
アメリカンスタイルの住宅は、日本の住宅とは建築工法が全く異なり、特徴的な点として以下の要素が挙げられます。
1. 頑丈な枠組み壁工法
日本では伝統的な木造軸組工法が使用されており、木材は柱や梁、筋交いなどで構成されるのが一般的です。
それに対して、アメリカンスタイルの住宅は枠組み壁工法が用いられ、規格化された木造と合板を使用するのが一般的です。
木材の規格は2×4、2×6(ツーバイシックス)などです。
この建築工法は、角材と合板接合して面を形成し、これらを組み合わせて住宅を建築します。
また、面が屋根、壁、床などを支えるため外力に強く、ねじれや変形がしにくい頑丈な住まいを実現できます。
2. 寒さに強い構造
アメリカンスタイルの住宅は北米の寒さにも対応できる設計のため、気密、断熱などの性能が高いのが特徴です。
高い気密性や三層の窓により暖かさを確保できるため、冬の暮らしをより楽しませてくれます。
3. 日本の風土に適したスタイル
アメリカンスタイルの住宅は日本の風土にも適しており、検討しやすいです。
日本の木造軸組工法と比較して、アメリカンスタイルの枠組み壁工法は建物の耐震性が強く頑丈です。
そのため、地震の多い日本でも安心して住まいでの生活を送れます。
□アメリカンスタイル平屋のメリット、デメリットとは
アメリカンスタイルの平屋は、コンパクトながらゆとりある快適な暮らしを実現できます。
サイズモジュールが大きいため、1階だけでも窮屈さを感じることなく、十分にゆとりをもって生活を送れます。
また、屋根成りの斜め天井を活かすことで、天井も高く、さらに解放感を感じ、リラックスした暮らしが送れます。
しかし、平屋は1階のみのスタイルなため、やはりメリットとデメリットが存在します。
*アメリカンスタイル平屋のメリット
まず、1階だけの空間であるため、同線が簡単で便利です。
次に、階段の上り下りが不要なため、ゆったりと快適な暮らしを送れます。
さらに、子育て世代やシニア世代など、幅広い世代が快適な暮らしを送れます。
最後に、建築費を抑えられます。
*アメリカンスタイル平屋のデメリット
まず、部屋数が少なく、プライバシーを守るための工夫が必要です。
次に、日当たりを十分に考慮し、事前によく検討する必要があります。
さらに、1階だけの空間であるため、敷地にある程度の広さが必要です。
最後に、寒冷地では除雪、落雪、雪捨て場などをあらかじめ考えておく必要があります。
□人気のアメリカンスタイルデザインとは
*可愛らしいアーリーアメリカン
1700年代のアメリカ開拓時代をルーツに持つ、暖かみと可愛らしさを感じさせる住宅デザインです。
外観は、ラップサイディングと三角屋根のシンプルさが特徴です。
内装は、木の質感を活かしたカントリー調が基調で、ビンテージ感を活かした家具やインテリアが非常に調和しています。
アーリーアメリカンは、可愛らしいデザインが好きな方や、落ち着いた空間が理想な方におすすめです。
*さわやかでおしゃれな西海岸風
カルフォルニアのような西海岸風は、アーリーアメリカンよりもさわやかさを強調した人気の住宅デザインです。
このスタイルは、しばしば「サーファーズスタイル」と呼ばれ、サーフィンや音楽、自動車、バイクなどの文化にも適するおしゃれなデザインです。
ラフなスチールフェンスの外構仕上げも定番の組み合わせです。
また、内装は比較的シンプルなテイストでまとめられることが多く、人それぞれの好みに影響されず、万人受けする住宅デザインです。
*上品でシンプルなアメリカンモダン
アメリカンテイストを現代的にアレンジした、洗練されていておしゃれな住宅デザインです。
さわやかなブルーとウッディを組み合わせると、アクセントが生まれ、リゾートのような外観が出来上がります。
内装はシンプルなモダンテイストで、お客様の好みや理想に合わせたカスタマイズをしやすいのが特徴です。
アメリカンモダンスタイルは、シンプルであるがゆえに、どんなデザインともマッチできます。
例えば、自然な無垢材の使用や、自由に畳と組み合わせてもマッチした空間が生まれます。
好みや理想があり、こだわりあるオリジナリティの高いデザインを実現したい方は、モダンテイストがおすすめです。
□まとめ
今回は、アメリカンスタイルの住まいについて、その特徴やメリット、デメリットなどを解説しました。
アメリカンスタイルの住まいは外見のおしゃれさだけでなく、日本の風土にも適しており、快適でゆとりのある生活が送れます。
アメリカンスタイルの住まいを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。