日々の生活に欠かせないキッチン。
料理は毎日のことなので、できるだけ効率的に作業したい、好きなものに囲まれた楽しく過ごしたい、とお考えの方もいるでしょう。
実際、家づくりの際に「キッチンにはこだわりたい」と考えている方はとても多くいらっしゃいます。
とはいえ機能性だけではなく、おしゃれな見た目にもこだわりたいですよね。
今回は注文住宅キッチンのこだわりポイントや失敗例について解説します。
キッチン造りの参考にしてください。
□注文住宅キッチンのこだわりポイントとは
1つ目は広さです。
全体の広さはもちろん、通路でもあるスペースが狭すぎると動線が悪くなります。
他にも、キッチンに立つのは主に一人なのか、複数人なのかによっても必要となる広さが異なってきます。
イメージが先行して対面タイプやアイランドキッチンを採用してしまい、思ったよりもダイニング、リビングが狭くなってしまうというありがちな失敗にも注意です。
キッチンの大きさや広さを決めていく時は、システムキッチンだけでなく部屋のサイズやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ポイントを確認しながら、何を優先するのかを話し合った上で間取り計画しましょう。
2つ目は収納です。
収納を設けすぎても使い勝手が悪いと、入れたままや積み上げたままになる恐れが出てきます。
開きやすく閉じやすい収納や、手の届く高さの奥行き収納にしましょう。
キッチン周りの収納はたくさんあるため、目線を中心として、使う頻度や大きさ、重さに合わせて収納する場所を決めましょう。
調理家電の奥行のチェックも忘れずにしましょう。
3つ目はコンセントの位置や数です。
意外と忘れがちなのがコンセントです。
キッチンでは多くの調理家電が使われています。
電源に困らず、コードがすっきりとした配線、自分勝手の良い間取りにできるのが注文住宅のいいところです。
動線に合ったコンセントの設置をしましょう。
他にも、電気の使用上限とアンペアを確認して、複数の機器を同時に使用してブレーカーが落ちないように設定してもらうことも大切です。
□注文住宅キッチンの失敗例とは
1つ目はキッチンの種類選びです。
キッチンにはカウンターキッチン、独立型キッチン、壁付けキッチンなどの種類があります。
理想のキッチンにしたものの、使ってみると失敗した、後悔しているという声を聞きます。
スペースを十分欲しいと思ってL字型キッチンにしましたが、使ってみると広すぎて使いこなせない。
普通のキッチンにすれば良かったといった意見もあります。
キッチンに求めるものを整理したうえで、キッチン選びをしましょう。
2つ目は収納スペースです。
キッチンに関してこだわりがなかったのですが、食料品を保管しておくパントリーを設けるべきだったと後悔する意見があります。
家族が増え、子どもの食事量が増えると食材ストックが増え、キッチンがモノだらけの状態になり得ます。
他にも「収納が少なすぎた」という後悔もあります。
特に、昨今では、食品の備蓄を増やしたという声も聞かれます。
キッチンがモノで溢れることのないよう、事前に必要な収納量を考慮しておきましょう
3つ目は動線・間取りです。
家電の配置まで計画したが、使ってみると冷蔵庫とレンジの扉が当たってしまい、ストレスに感じるといった声も聞きます。
事前に対策を講じておくことは難しいですが、幾つもの失敗事例を参考にして、失敗を先回りして回避しましょう。
家事動線を意識することで、家事負担を少しでも減らし効率をアップさせましょう。
4つ目は日々の手入れのしやすさです。
キッチンは日々の汚れが溜まりやすく、掃除や手入れする箇所が多くなります。
オールホワイトのキッチンに憧れて、全てホワイトにしたものの、キッチンカウンターの天板がマットなホワイトで汚れや拭きムラが目立つという失敗事例があります。
手入れのしやすいツヤのある素材か、模様の入っている天板にすべきだったと後悔の声もあります。
キッチンはとにかく汚れが出やすい場所です。
そのためキッチンの設計を考える際は、見た目に加えて汚れにくさという観点も考慮しましょう。
□注文住宅のキッチンで失敗しないための対策とは
ここはこだわりポイントと似てしまうのですが、収納と広さやコンセント数が重要ポイントです。
他にもゴミ箱の位置や高さ、キッチンメーカーなどにも注意が必要です。
キッチンが完成した時にゴミ箱を置く場所がないと後悔しない為にもキッチンの間取りを考える時に、ゴミ箱を置く位置を決めましょう。
キッチンの高さが使う人の体格に合わないと、「腰に負担がかかる」「包丁を使う時に力が入らない」など作業に支障が出ます。
また、キッチンメーカーによってサイズ展開やバリエーション、価格帯も異なります。
失敗や後悔しないためにも下調べを十分した上で選びましょう。
□まとめ
今回は注文住宅キッチンのこだわりポイントや失敗例について解説しました。
主に調理する方の使い勝手やライフスタイル、家の広さ、空間デザイン、作業効率の良さといった点で好ましいもの・満足できるものを選びましょう。
当社は家づくりを通して、お客様の笑顔と幸せを造っています。
津山市、 勝央町周辺で 注文住宅に関する不明な点をお持ちの方は是非お気軽に当社までご相談ください。
