マイホームとして平屋を検討中の方は多いでしょう。
そんな平屋にウッドデッキを組み合わせることのメリットを今回はご紹介します。
平屋にウッドデッキを導入することで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。
また、注意すべきデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
今回は、平屋にウッドデッキを設置するメリットやデメリットと、活用方法についても紹介します。
家づくりの参考になれば幸いです。
□平屋のウッドデッキのメリットとデメリットとは
平屋のウッドデッキにはさまざまなメリットとデメリットがあり、両方をしっかり理解したうえで判断する必要があります。
ここでは、メリットとデメリットについてご紹介します。
まずはメリットからです。
1.広くなる
ウッドデッキを室内の床と同じくらいの高さで設置することにより、視覚効果によって室内を広く感じられる効果があります。
また、室内の床の色とウッドデッキの色を合わせれば、より効果的に広く感じられます。
2.アウトドアな時間
ウッドデッキがあることにより、バーベキューをしたり、星や花火を見たり、家族でアウトドアな趣味を楽しむ場所としても最適です。
日頃のお子さまとの遊び場として活用している人も多く、なかなか外で遊べない今だからこそ重宝するスペースとも言えそうです。
「第2のリビング」という感覚で、外で食事やお茶ができるスペースとして利用できるのも魅力です。
3.洗濯物を干しやすい
ウッドデッキは、洗濯物を干すためのスペースとしても活用できます。
庭と違ってリビングから直接出入りできるので、わざわざ玄関や勝手口を経由する必要がありません。
洗濯機置き場との位置関係を工夫すれば家事動線が短くなり、より効率的に家事を進められるでしょう。
また、ウッドデッキに屋根を設置すれば、急な雨が降っても焦らず対処できます。
続いてデメリットです。
1.メンテナンス
ウッドデッキは、日々のお手入れやメンテナンスが必須です。
屋外にあるため、どうしても風雨にさらされ、劣化しやすい傾向にあります。
維持するためには定期的な塗装の塗り直しをするメンテナンスが必要です。
2.費用
ウッドデッキを設置する場合は、設置しないケースと比べると費用がかかります。
予算とウッドデッキの目的を明確にした上で、現実的なプランを考えてみましょう。
3.家の中が見える
平屋は建物自体が低いため、周囲から家の中の様子が見えやすい傾向にあります。
その上ウッドデッキを設置すると、さらに視界が広くなるため周囲からかなり見えやすくなってしまうでしょう。
対策として、周囲の視線を遮るにはフェンスの設置がおすすめです。
□平屋のウッドデッキの活用方法とは
では、実際にウッドデッキを設置した際、どのような活用方法があるのでしょうか。
・家族でアウトドアリビングを楽しむ
・洗濯物や布団を干す場所
・1人でゆっくりとくつろぐ
・子供やペットの遊び場
・玄関ポーチ・アプローチ
・プチ家庭菜園やガーデニング
他にも家庭によって様々な使い方があり、使い方次第で様々な活用方法が生まれます。
あなたはどんな使い方をしたいでしょうか。
用途によってウッドデッキの形状や大きさを検討することが大切です。
さまざまなことを考えながら、マイホームに合ったウッドデッキを採用しましょう。
□平屋を建てる時のウッドデッキの注意点とは
*屋根の設置
平屋にウッドデッキやテラスを設置する際は、屋根の設置も検討しましょう。
屋根があれば雨風による腐食を防ぎメンテナンスが楽になります。
また、日差しが強いときも、屋根の下でゆっくりと過ごせて、紫外線対策にもなります。
しかしながら、屋根をつけると、屋内の日当たりを良くする工夫が必要になるので注意が必要です。
*木材にこだわる
ウッドデッキの種類には、ハードウッド、ソフトウッド、防腐注入材、そして人口木の4種類があります。
DIYでウッドデッキを作る場合は、加工しやすいソフトウッドか防腐注入材が一般的です。
価格が比較的かからず、加工も楽ですが、こまめに防腐塗装のメンテナンスをしないと2・3年で腐食してしまいます。
いずれにしても、数年ごとの防腐塗装メンテナンス費用を考えた場合、木材にこだわってウッドデッキの設置をしましょう。
*光
ウッドデッキテラスの屋根を設置する際に気を付けたいのが、家の中にどのくらいの光が入ってくるかどうかという点です。
日差しが強い時期であれば光をできるだけ防いで中に入れないようにすることで部屋も涼しく快適に過ごせます。
一方、寒い時期は暖かい光を家の中へなるべくとり入れたいと考えます。
このように季節によって光のとり入れ方も変わってくるため、屋根の大きさや高さなどを工夫することが重要です。
□まとめ
ウッドデッキは敷地内のスペースを有効活用できるといったメリットがあるため、コミュニケーションスペースや洗濯物を干すスペースなどに活用できます。
しかしながら、ウッドデッキは時間の経過とともに劣化するので、維持するためには定期的な掃除やコーティングといったメンテナンスが必要になることは覚えておきましょう。
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